私たちは、東京電機大学埼玉鳩山キャンパスをPRしようと思い、それをモチーフにしたヒーロー「ハトヤマン」を考案しました。ハトヤマンは、鳩山キャンパスの魂と校舎をその身に宿し、突然の雨で校舎間の移動ができないときに傘を渡すなど学生が必要とするものを差し出し迷子の新入生にキャンパスの道案内をする正体不明な人助けのヒーローである。そんなハトヤマンに変身するアイテムを今回の応募で提案した。今回制作した変身アイテムは次の3点である。
・ハトヤマアテンダー(ベルト)
大学校章をモチーフにした造形に大学カラーのブルーで塗装したベルトバックルに授業の出席を取るためのタブレット型デバイスを装着する。タブレット装着時、ベルトバックルは変形しタブレットは変身待機音が流れる。その後実際に出席を取るときのようにカードをタッチすることで変身音が流れる。それぞれの音は電大校歌が元になっている。タブレットには、各動作に合わせて様々な色パターンで発光するモニタと、ガントレットを遠隔操作するための二つのボタンを搭載。
・ハトヤマライセンス(カード)
学生証を再現し、変身の動作に合わせて顔写真がハトヤマンに変化する。ベルト横にホルダがあり収納できる。
・ビルディガント6(ガントレット)
大学校舎を身にまとうハトヤマンのデザインにのっとり腕部にあたる6号館をイメージした造形をしている。下部には自動アーム、側面には校章と、そこから展開するシールドが搭載。シールドには通学バスの時刻表と校舎マップが載っている。タブレットからの通信に応じてアームとシールドは自動展開する。ベルトを巻き、タブレットを装着、回転させカードをタッチすれば変身!タブレット操作に応じてガントレットから傘や地図が展開され困った学生を救うことができる。変身アイテム実装のため本体製作には大学ものづくりセンター協力の3Dプリンタを、機械制御にはM5stickを使用している。ベルトからガントレットへBluetoothによって通信を行う。またガントレットそれぞれの展開には2種類のサーボモータを使用している。タブレットにはカードタッチ反応用のホールセンサを使用している。
私たちの東京電機大学の要素をふんだんに取り入れたこれらのアイテムで大学のPRをしていきます!
オープンキャンパス等のイベントで大学を見に来た人、もしくは宣伝や話題作りのプロモーションを見た人。
進学予定者など、大学について調べている人または知りたい人。
ヒーローに変身したい人。
大学に通う学生が、大学で得た知識で、大学をモチーフに作った制作物を実演および展示を見ることで、視覚・聴覚的に大学および大学に通う学生についての理解を深めることができる。
実際に身に着けて操作することで、変身する気分を味わうことができる。
飯塚ゆず 東京電機大学 理工学部 理工学科 情報システムデザイン学系 3年
高橋利由馬 東京電機大学 理工学部 理工学科 情報システムデザイン学系 3年
駒澤航輝 東京電機大学 理工学学科 情報システムデザイン学系 3年
近藤祐史 東京電機大学 理工学部 理工学科 機械工学系 3年
この作品を共有