盛り上がりは、きっと会話の積み重ね。
ハンバーガー作りをコンセプトにした、話者交替促進ツールです。
B-LOGは、話し合いの中で起こる「話の切り出しや話し手が変わるタイミングが難しい」という気まずさを解決するために生まれました。
初対面の学生同士がグループで話し合う際、「次の話し手が決まらず話し出しにくい」「特定の個人が話し過ぎ、あるいは全く話さない状況が散見される」という問題が多くあります。私たちは、参加者同士がお互いに調整し合いながら話者交替しやすい環境づくりとして、B-LOGを開発しました。
参加者はハンバーガーの具材を1人1種類選び、自身が発言するたびに具材を積み重ねていきます。一人ひとりの発言回数やタイミングを可視化することにより、次の発言者を自然と決めたり、発言の偏りを減らしたりすることができます。
B-LOGは主に、中長期間で活動するグループの結成初期に起こりがちな「このメンバーでの話し合いは初めてだからどうすればいいか分からん…」といった悩みを解消することが目標です。今後、メンバーで話し合いをするときに「自分の意見を聞いてもらえる環境がある」「他の人の発言を促せる雰囲気がある」といった安心感を持ってもらうことが重要だと考えています。
話し合いの中で「発言のタイミングが難しい」「話を切り出しにくい」と感じたことがある学生や、初対面同士のグループで「話し合いを円滑にしたい」と思っている人に向けて制作しています。
・誰が何回発言したかを可視化するため、全員の会話の機会を平等に近づけることができます。
・発言する際に、具材を読み込む動作を入れることで、次に誰が話すのかを分かりやすくします。
・ゲーム感覚になるため、話し合いのきっかけ作りになります。
・初対面で名前が呼びにくい気まずさも、具材に置き換えることでその不安を取り除きます。
専修大学のネットワーク情報学部に所属している学生チームです。プロジェクト活動の一環で形成されたチームで、話し合いの中の気まずさを解決するために集まりました。
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