コロナ禍で意識する機会が増えた手洗い。
そんな手洗いを正しく、そして楽しいものにできないか。と考えてこの作品を製作しました。
厚生労働省が推奨する30秒の手洗いを、光のカウントアップと色の変化で自然に誘導します。
//製作した背景
音の出る自動消毒液と手洗い場が並んで置かれていた飲食店で、小さな子どもが消毒を楽しみながら何度もしている様子を見て、子どもにも興味を持ってもらえるような手洗い場はできないか。と考えたことです。
//特長
赤色から徐々に清潔感のある色へと変化していく様子は、綺麗になってゆく手の状態ともリンクをし、手洗いのメリットが視覚的に伝わります。
また、手洗い場の白ボウルに反射させることで、まるで光の中で手洗いができるような幻想的な感覚を目指しました。
//製作
主に使用しているのは、
・ESP32
・防水型超音波センサー
・防水テープLED(制御ICの入ったもの)
というシンプルな構成です。手洗い場という水に濡れる特性により、センサー等は全て防水型のもので製作しました。
//今後の展望
超音波センサーの検知し続ける時間(人間が手を洗っている時間)をESP32からインターネット上に送り、実際に最後まで手を洗ってもらえたのか。手洗いの時間帯によって差は出るのか。等を調べたいと考えています。
小さな子ども
手洗いをあまり意識していなかった人
わくわくする。最後まで枠を埋めたいな。というシンプルな動機で、いつの間にか手が綺麗になり、日常の一コマがカラフルで印象的なものへと変化します。
久留米工業高等専門学校
電気電子工学科5年
「Fun?な手洗い場」は[PrototypingLab]内での作品です
高専の中に学年学科を超えたPrototypingLabというチームがあり、日々変な作品を作っています。
僕のごちゃまぜ作品をまとめたサイトです。
https://www.vivivit.com/portfolio/public/rloC62n2yw
この作品を共有