多脚ロボを作るには,脚の数以上にサーボモーターが必要と思っていました.そうなると,おそらく複数のサーボモーターを制御するための回路も必要でしょう.私の技量ではとても多脚ロボなんて作れそうにありません.「なんとか少ないアクチュエーターで自在にコントロールできる多脚ロボを作れないものか.」そう悩んでいた時,回転サーボモーターを使って複数の車輪の向きを一度に制御する方法が閃きました.これに独自に開発した直動機構で前進できる,「持ち上げておろすと進む機構(Lift-Lower-Propel Mechanism; LLPM)」を組み合わせることで,たった2個のアクチュエーターで動く,高さ60cmあまりのリモコン6脚歩行ロボが誕生しました.
続きを読む→比較的大きな多脚歩行ロボを作ろうと思っても,金銭的,技術的な理由で作れなかった人々,新たな脚機構を必要としている人々.
新しい脚機構を使い,安価な割に非悪的大きな多脚歩行ロボを手に入れることができます.
愛媛県八幡浜市にある診療所の院長を中心としたものづくりユニットです。100均で購入した材料を使って創作しています。
この作品を共有