AISIG(AI SIGNAL RECOGNITION)は、視覚障害のある方が安心して横断歩道を渡る事ができる様にする為の歩行者用信号認識プロダクトです。
現在、視覚障害のある方は音響式信号機の音や周囲の環境音などを頼りに横断歩道を渡っています。また音響式信号機は全国で20,838基(令和4年3月末現在・出典:警視庁)あり、歩行者用信号に占める割合は約10%です。
さらに、その音響式信号機の約7割が周辺住民への配慮などから”音が鳴らない”様に設定されてしまっています。
実際に視覚障害のある方にお話しを聞くと、『横断歩道を渡る時はかなり気を使っている。』『横断歩道を渡る事に命はかけられないから、1人で外出がしづらい。』『どうしても渡らなければいけない時は、一か八かで渡っている。』と生の声を聞きました。
警察庁によると令和3年に横断歩道を渡っている最中に死傷した視覚障害のある方は全国で6人おり、そのうち1名が亡くなっています。
そこで私たちは、視覚障害の方が安全に安心して横断歩道を渡る事ができ、少しでも生活の幅を広げる事ができる様に、挑戦しました。
視覚障害があり横断歩道を渡る事に苦労している方
障害の程度は問わず、幅広い層に使っていただきたいです。
安全に安心して横断歩道を渡る体験を提供します。
横断歩道を1人で渡る事ができる様になり、生活圏の拡大や自己実現の機会の創出ができます。また、日常から命をかけなければいけないリスクを軽減し、横断歩道での視覚障害のある方の死傷事故ゼロを実現させます。
法政大学 デザイン工学部 システムデザイン学科
プロダクトデザイン専攻
田中 郁也
日本大学文理学部社会福祉学科
成嶋セルジオ正章
法政大学経営学部経営戦略学科
出口雅也
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とても素晴らしいと思います!
返信映像が綺麗で凄くわかりやすかった。
返信実用化を願っている人が沢山います。
返信視覚障害者だけでなく高齢者にも応用できると思います。
凄い!
返信感動しました。
家族に中途失明者がいます。活動的な人だったので、自由に外出できない息苦しさに思い悩む姿を間近で見ていて本当に辛いです。
返信このようなデバイスが世に出てくれたらどんなに助かるだろうと同時に、若い方が取り組んでいることに感動しました。