世界初の6軸パラレルリンク機構を採用し、非平面印刷に特化した3Dプリンタです。
6軸あるため、ノズルのXYZの位置制御に加えて、ロールピッチヨーの姿勢の制御が可能で、あたかも3Dペンを人がもって造形しているような印刷ができます。
一般的な3Dプリンタでは単調にZ方向にXY平面を積み重ねることしかできません。
この際、下に造形物がない場合、樹脂が落下するのを防ぐためにサポート材やインフィルを出力する必要があります。
しかしながら、HEXAプリンタでは、ノズルを傾けることによって、オーバーハング90度以上の印刷が可能なため、サポートレス・インフィルレスの印刷ができます。
そのため、SDGsに則った3Dプリンタだといえます。
また、ノズルを含めたヘッドをコンパクトにまとめているため、既に造形したものの側面に入り込み、継ぎ足して印刷することができます。
そのため、Z方向に印刷することで、一般の3Dプリンタで問題となる層間の積層強度を高めることができます。
まだ、原理検証機で、課題もありますが、日々改善に取り組んでいます。
・高額フィラメントを使用するユーザ
・FDM (熱溶解積層方式)で高強度な造形をしたいユーザ
・非平面印刷を行いたいユーザ
・サポートレス・インフィルレスでの印刷により、フィラメントの無駄を削減。
・側面印刷により、FDM印刷での層間強度の問題の低減。
・非平面印刷による表面粗さの改善。
5・6自由度の3Dプリンタに心を奪われ、非平面印刷のために機構開発から着手したエンジニアです。
非平面印刷のための技術開発を進めていきます。
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