果樹農業は農業の中でも最も労働時間が長いのです。果樹農業の多くは山間部で行われており、管理に手間がかかり、省力化と機械化がまだ進んでいません。特に日本東北地方で最も生産されているリンゴはまだ50年前と同じ栽培方法で行っている所が多く、省力化と機械化が最重要課題です。それに比べて中国やアメリカといった国は地理的優勢を持っていますが、積極的に省力化した新しい栽培方法を取り入れ生産量を伸ばしてきました。そして、人手不足により、人間の代わりになるロボットの活用が近年注目されています。
私達は果樹農業の省力化と機械化を目的に、AIとロボット使って実現したいと思っています。私達は現在東北地方にある仙台で、東北地方で最も栽培されているリンゴ栽培を最初のターゲットにしました。そして私達はこの数ヶ月間たくさんのリンゴ農家にインタビューをして、彼らのニーズを把握していきました。
ヒアリングを行った中で、リンゴ農家は農園管理に様々な場面でロボットが必要であるとわかりました。そこで、私達は最も忙しい収穫時期に必要となる運搬作業するロボットを開発することにしました。運搬作業は一番シンプルな反復作業であり、ロボットによる運用が一番しやすいからです。これによって、実際に運搬作業をする人は収穫作業をすることができ、作業率がアップします。
1.労務問題を抱えていたり、農場を大きくしたいと考えている普通の農家の方
2.重労働で苦労している高齢農家
3.デジタル農業に興味のある若い農家
1.家族農家がより少ない人数でより大きな農場を管理する未来
2.AI ロボットを使用して、無駄の少ない健康的な食品を生産しながら、安定した仕事で地方を活性化する
3.ロボットが農園内にパトロールし、病害虫やりんごの樹勢などをカメラで認識し、農園全体の把握を支援します
Tamir Blum
SpaceXでアソシエイトエンジニアとして、ドローンの防衛会社でインターンを経験した。
Masaki Hayasaka
仙台と東北出身で、テクノロジーによる地域活性化に大きな情熱を注いでいる。
Yu-Cheng Cheng
機構設計、製品開発、データ解析、機械学習など様々な業界経験
Heikki Saul
自動車用ソフトウェア開発、電気通信など様々な業界経験
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