①解決する課題
感染症の拡大により、安全・安心な生活をするため、これまで以上に衛生管理の要求は格段に高まっている。感染症対策の2つの柱である飛沫感染対策は、マスクの着用や空気清浄機などのインフラが急速に進んでいる。また、接触感染対策は、手洗いやアルコール消毒の設置である。
我々は、後者の接触感染対策において欠けている「正しく行えているのか」を確認する方法がないことについての確認を提案する。
②解決する方法、③ビジネスアイディア
がんを見つけやすくする方法で用いられる蛍光イメージング方法を応用する。
独自の光学設計で、内視鏡に内蔵されたがんを見つけやすくする蛍光イメージング技術を内視鏡の外でも使える方法を確立し、懐中電灯のような機器として、ユーザーは光を当てるだけで、手指やドアノブ、ノートパソコンなど日常で接触する場所の衛生状態が可視化され、適切な接触感染対策への貢献を目指す。
④マーケット
表面消毒剤市場は、5億4,255万米ドル、年平均成長率11.69%(グローバルインフォメーション調べ 2015年10月)と大きな市場である。更に、新型感染症の拡充により関心が高く、急成長が見込める市場である。
⑤実現していきたいこと、目標
ウィズコロナの接触感染対策で使われることが当たり前の世界を実現していきたい。
そのために、MVPを元に仮説と検証を素早く繰り返している
⑥計画と戦略
現在:β版が完成し医療や食品衛生での実証実験を行っている。
GUGENでの有益なフィードバックを経て、2022年4月から小ロットの生産開始を目指す。
初期は、医療や食品衛生の管理者へ提供し、より高い接触感染対策や食中毒対策へ一躍を担う。
肉眼で見えない微生物を可視化することで、より高い衛生状態を作る価値を提供する。
大手電機メーカーで製品開発を行った経験のあるメンバーで、既にある既存技術を組み合わせ、思いもよらぬ活用方法を見つけ出すことで、社会に変化を起こすことを目指したチームです。
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