非接触空間センサーで作る非接触タッチパネル

GUGEN2020でご紹介した非接触空間センサー「双方向ハンドセンサー」の応用です。これを透明有機ELディスプレイの裏に置くと赤外線がパネルを透過して指先を検出する非接触タッチパネルになります。清潔でコロナなど感染症対策ができる他に、今まで非接触センサーでは想定されていなかった使い方を流行らせることができます。ピンポイント、高速センシングで文字や図形を描くなど本当の使い方はこれから出てくると思います。現在と未来しかない２１世紀のセンサーだから。

＜メッセージ＞
日本の電機産業が稼げなくなってきました。家電製品や電子モジュールは外国製ばかり、その原因は評価基準や価値観が世界とずれていて時代遅れだから。日本の基準は農業の延長で減点主義、人気のあるものやそれと似たもの、誰も反対できないものが評価されます。尖ったものはすぐに叩かれて終わります。これはSF映画にも出てこない三次元センサーで個人で作ったとなると違和感を覚える人が多いと思います。審査ではこの辺がネックだと思います。

私は未来の人、子供たちを助けたいです。一旦産業が潰れてしまうと子供たちが長く苦しみ少子化が加速します。日本の大企業は斬新なものが出せないし、優秀な人は海外に行きます。その結果どんどん貧しくなってきました。

センサーの回路やソフトウェアはwebsiteから公開しています。特許は取りません。狙いは、日本の電機産業を復活させ、子供たちに希望とモチベーションを残す事です。

センサーは感染症防止以外にも空中操作、侵入検知、アートなど応用範囲が広く直感的な制御ができます。コモディティとは反対のフロンティア、真似ができない思考と想像力の世界でリスクはありますが成功したときの影響が大きいです。魔法のような非接触システムの動画はwebsiteから公開していますが、さらに皆さんのユニークな創造力と素晴らしいセンスをお借りしてアニメのように日本発のイノベーションを起こしたい。深セン辺りでコピーされ、改良された物が世界に出回る前に評価して下さい。