SOUND CATCH DEVICEは、音を『とる』ことで、身の回りにあるものをインターフェイス化するIoTデバイスのプロトタイプです。例えば、紙コップをペンで叩いたことや、ティッシュ箱に巻いた輪ゴムをはじいたことを検知します。また、Bluetoothやクラウドを介して通信する機能を備えているため、アプリやWebサイトと連携することができます。そしてそれは自分で工作したものと組み合わせて、電子楽器にしたり、ゲームのコントローラーにすることを可能にします。SOUND CATCH DEVICE自体はモデルごとに機能を割り得てたシンプルなインターフェースなので、ソフトウェアを開発することで、多様なコンテンツをうむことができます。
SOUND CATCH DEVICEのピエゾピックアップバージョンのデバイス本体サイズは、70.60mm × 40.00mm × 17.90mmです。ケースは3Dプリンターで制作しています。本体には2つのモノラルジャックが備わっているため、ピックアップセンサーを同時に2つまで装着することが可能です。内部のマイコンモジュールはM5StickCというESP32を搭載した小型のオープンソースのIoT開発基盤を使用しています。
親子や、友人同士
コロナウイルスの影響で自宅で過ごすことも多くなり、デジタルを用いた表現が今後さらに増えていくなか、子供たちを含めた、私たちの表現をもっと豊かにできないかという思いがあります。体験を受動的で消費するものではなく、能動的で創造性を発揮する場に変えることや、自分で工作することで、愛着が湧き、より思い入れ深い体験にすること、親子や友人間のコミュニケーションを活発にする場をもたらすことを目指しています。
イメージソース内で、プロトタイプの開発を行なっているチームです。
イメージソースは、鮮度の高いデジタルコミュニケーションを、デザインとテクノロジーの融合で実現し、社会とユーザーに豊かな体験を提供するクリエイティブエージェンシーです。
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