SOCIAL DISTANCE LIGHTは、周囲と密接になっていることを光で知らせ、適切な距離を保つためのライトデバイスのプロトタイプです。ユーザーが電源をONにすると、周囲をセンシングし、センサーの検出範囲内に人や物が入ると光が点滅しアラートします。適切な距離が保たれている場合は、光は通常に点灯します。これは夏祭りや、年末年始の行事などで活用されることを想定しています。また今後、バリエーションを展開することを考えています。例えば、ジャック・オー・ランタンをモチーフにしたモデルのハロウィンイベントでの活用や、ロウソクをモチーフにしたモデルのクリスマスイベントでの使用など、利用するシーンに応じて、より馴染み易い形にデバイスをカスタマイズすることを構想しています。
SOCIAL DISTANCE LIGHTの提灯モデルの大きさは、直径195mm・高さ220mmの提灯を使用し、持ち手として直径18mm・長さ400mmの、水に強く手触りが良いホオノキ(朴の木)を使用しています。重量は持ち手を含めて185gですが、小さな子供も持てるように更に軽量化することが課題だと考えています。
デバイスの構成パーツは、LED、Time-of-Flight 距離センサモジュール、単3電池、Seeeduino XIAOという低電力Arduino互換マイクロコントローラを使用しています。
リアルで行われてきたライブやフェス、お祭りなどへの参加を楽しみにしている人々や、イベントを提供する企業や人々。
リアルな体験にソーシャルディスタンスを楽しく取り入れる方法の一つになることを目標としています。
イメージソース内で、プロトタイプの開発を行なっているチームです。
イメージソースは、鮮度の高いデジタルコミュニケーションを、デザインとテクノロジーの融合で実現し、社会とユーザーに豊かな体験を提供するクリエイティブエージェンシーです。
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