FFKB(Future Flicking KeyBoard)

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FFKB(Future Flicking KeyBoard)

by ume-boshi
コミュニケーション・繋がり ビジネス・仕事 ホビー・エンタメ

作品概要

?背景?
近年、スマホが広く使われるようになり、前方不注意で危険な「歩きスマホ」が蔓延っています。私は、歩行中に思いついたことをメモしたいときに立ち止まるまで放置するのですが、そのタイミングまでに忘れてしまうことが多々ありました。その経験から、歩行中でも前を見ながら安全に入力できるデバイスが実現できないかを考えるようになりました。

私が考えるに、歩行中に前を見ながら安全に入力するためには、下記の3点の要素が必要です。
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・デバイスを見ずに入力できる直感性の高さ
・両手の自由さによる安全さ
・スマホを見なくても入力内容が確認できる機能
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これらを同時に実現できるデバイスとして、機能を左右に分割した物理フリック入力キーボードを考案し試作を行ないました。


?デバイスの機能?
未来のフリック入力をキーボード「FFKB(Future Flicking KeyBoard)」は、スマホのフリック入力を物理世界に導入したデバイスです。
物理的・機能的に左右に分割されたキーボードを用いて、左手側で「あかさたな...」を指定し、右手側で「あいうえお」の選択と決定・変換・削除を入力することが可能です。

スマホ入力に慣れたユーザにとって、技術の習得が直感的です。そのため、入力方法を覚える手間が限りなく少なくなり、ブラインドタッチの習得も容易であると推測できます。

また、デバイスが左右で独立に扱えるため、両手が自由に動かせられ安全性を確保できます。例えば歩行中に躓きそうになった際も、両手をとっさに動かせて安全に対応可能です。

デバイスと入力対象はBluetoothで接続するため、PCやスマホなどあらゆる端末で使用できます。
ただし、専用のAndroidアプリを用いることで「入力した内容を音声出力する」機能を拡張可能です。これにより、イヤホンを用いて音声を聞ける状態であれば、スマホの画面を見なくとも入力内容を把握できるようになります。


?今後の発展?
現在は日本語入力のみに対応しています。
そのため今後は、英数字や音楽の制御機能、通知機能を加えることによって、日常的に広く活用できるようなデバイスへと拡張させる必要があると考えています。

続きを読む→

ターゲットユーザー

・移動中の入力に問題を感じている人
・音声入力の代替デバイスを探している人
・発話障がいがあり、機械的にリアルタイムな音声出力を実現したい人

ターゲットユーザーに与える価値

・「歩きスマホの概念を覆す革命的なデバイス」として、日常生活での入力体験を向上
・入力時の音声出力機能により、発話障がいの方々と健常者のコミュニケーション方法を拡張

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作品投稿者について

ume-boshi

趣味で電子工作をしている奈良の修士学生です.この世に存在しない新しい価値を創出すべく,アイデア出しから試作まで全て個人で行い,日々精進しております.

日常的な開発物はブログで発信しておりますので、お暇な方はぜひご覧ください。
https://ume-boshi.hatenablog.jp/

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