「Gestoucher3D」は、現在オープンソースの3DCG制作ソフトウェア「Blender」向けに制作中の、
3DCG制作を支援するウェアラブルなジェスチャー入力デバイスです。
近年コンピューターの高性能化や、制作ソフトウェアの低価格化で3DCGで何かものづくりを行う敷居は低くなってきています。
しかしその一方で、大抵の3DCG制作ソフトウェアは操作に必要な知識も多く煩雑で、直感的に操作することも難しい。
そこで一般的なマウスやキーボードで行っている操作の一部を、手の動きそのもの、「ジェスチャー」を使う方法に置き換えるための入力デバイスを開発しています。マウスやペンタブレットと異なり、3次元的に操作できることが特徴です。
PCとはBluetoothで接続し、制作ソフトウェアにアドオンをインストールするだけで使用することができます。
この入力デバイスを使うことで、頻繁に使う操作を一発で呼び出せたり、これまで難しかった、「オブジェクトを回しながら編集する」といった操作ができるようになります。
より直感的で、簡単な操作をもたらすことでユーザーにとってさらに敷居を低く、裾野を広げていくことで
3DCGを利用した新たなコンテンツの制作やデジタルファブリケーションを後押しすることができたらと考えています。
3DCGクリエイター・3DCG制作を始めてみたいと思っている人
3DCG制作ソフトウェアより直感的で簡単に操作できるようになる。
より楽しく3DCG制作を行えるようになる。
山口大洋
東京都立大学大学院 システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域に所属
中学生の頃から3DCGを触りだしてもう10年。
3DCGを使ったもの全般に興味があり、モデリングをはじめ動画、ウェブサイト制作、
3Dプリント、VR等を楽しんでいます。
Portfolio Site: https://shimashimasportfolio.netlify.app/
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