\\"midiglue\\"は、これからのスタンダードとなる、「プログラマブル」な電子楽器です。
MIDIやCVなどのコントロール信号の相互変換や、シーケンシング、MIDIエフェクト機能などを備えています。
midiglueの最大の特徴は、midiglueの上で動くソフトウェアを自由に入れ替えることができることです。
iphoneのアプリのように、ユーザーはアプリをストアから購入したり、他の人が作ったものを無料でダウンロードして使うことができます。
SDKを使えば、自分でプログラムをC++などで記述することもできますし、ビジュアルプログラミングベースのエディタ環境をつかって簡単にカスタマイズすることもできます。
midiglueはMIDIやをはじめとする、電子楽器を外から操る多様なコントロール信号のほとんどを受けたり、出力することができます。したがって、電子楽器に求められるほとんどのことを実現できるハードウェアスペックを備えています。
midiglueは、のり(glue)のようにあらゆる電子楽器のコントロールを相互変換する、といったアーティスト向けの一般的な機能だけでなく、
・AIによる自律的な協調演奏
・演奏の自動解析やサポート
・オーディオからMIDIへの変換
といったあらゆる新しい音楽表現へのチャレンジの基盤となるデバイスです。
成功したチャレンジは、すぐにアプリとして販売したり、自分でライブに持ち出すことができます。
midiglueのターゲットは、電子楽器の愛好家やアーティスト、音楽好きのエンジニアです。
アーティストや愛好家には、インターフェースの違う様々な電子楽器やコントローラを統一的に接続できる非常に便利なハブとして受け入れられています。特にライブ現場では、セットアップが短時間で終わることが非常に重視されます。
プログラマブルであることに魅力を感じている、音楽好きのエンジニアの方も多くいます。手軽に動作をカスタマイズできる電子楽器は今のところ、ほとんどありません。
sigboostはFPGAプログラマブルな電子楽器と高位合成処理系「sigboost」の実現のために集結した技術チームです。
現在はmidiglueの開発や、FPGAのためのあたらしい言語の設計などを行っています。
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