本作品はオフィス等での来客時に、社員や職員が飲み物の注文や片付けの連絡、他の参加者への声かけなどを、状況に応じて自動的にアクションを行ってくれるサービスです。
来客時の商談や打ち合わせにおいて、参加者が集まっていない時に呼びかけの連絡をしたり、参加者に応じてお茶の注文をしたり、終了したら片付けをお願いすることを現在は人を介して行っています。本来は会議に集中したいところ、前述のような手間が生じます。一人で対応しているときは、なおさら面倒です。
そこで私たちは、これらを自動化する仕組みを構築しました。稼働環境は3つに分けられます。1つめはゲストや社員が持つカードにつけるためのデバイスです。これにはBLEとNFCがついており、来客人数のカウントや会議室に入室した人数のカウントに使用されます。また、本来参加していないメンバーをチェックすることにも役立ちます。2つ目は受付時にゲストを登録するためのリーダです。こちらは単純にNFCリーダとなっており、先に述べた来客時のカウントに利用されます。3つ目は会議室で社員やゲストの人数をチェックして、アクションを起こすための部屋用のデバイスです。Raspberry piに無線LANとBLEのドングルをつけており、会議室のテーブルに仕込んでおきます。会議室に入室した人がつけているBLE付のカードと通信して、イベントに応じたアクションを行います。具体的には前述のようなお茶の注文などです。開発言語はnode.jsとC言語になります。
ニフティ株式会社でIoTデザインセンターというサービスを行っています。
今回の応募作品はIoT専任のエンジニア「IoTLab」が、開発したものになります。
フロントエンドからデータ解析までさまざまなスキルを持ったエンジニアがいます。
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