ウェアラブルライブレポートシステム

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ウェアラブルライブレポートシステム

by チームウェアラブルライブレポーター
コミュニケーション・繋がり ホビー・エンタメ

作品概要

YouTube等のネット動画ポータルの集客に何よりも重要なのは良質なコンテンツである.Ustream・YouTube Live等のリアルタイムなビデオストリーミングサービスの普及に伴い,だれもがいつでもどこでも放送できる環境が整い,日々,世界中で大量のコンテンツが投稿されている.GoPro等のアクションカメラで一人称視点のコンテンツが容易になったが,適切な解説を伴った良質の「インタビュー」「ドキュメンタリ」型のコンテンツはまだ少ない.特に生中継放送においては,あらかじめ準備しておいた簡単なタイトルやテロップの付与,音声・カメラ選択にとどまり,時々刻々と変化する現場の状況にあわせて,使用するカメラやマイクを動的に切り替えたり,テロップを生成することは難しい. また,従来型のレポート器具(カメラ,マイク,照明など)は扱いが煩雑でポータビリティに欠け,操作にスキルを要したり,各レポート器具にそれぞれ操作者を必要とする.撮影の度に複数人の操作者を確保することは面倒で,ディレクターが撮影のイメージを各操作者に伝える必要があったり,操作者の存在で適切なアングルで被写体を撮影できないといった問題がある.インタビュー形式の場合,タイム管理やカンペなど「撮られる側(インタビューイ)」のサポートも必要である.
そこで,誰でも良質な映像コンテンツ(特に,物語性をもつインタビューやドキュメンタリ)をその場で簡単に制作し配信するために,ワンマンレポートに特化したウェアラブルライブレポートシステムを開発する.提案システムは,レポータに複数カメラ・複数マイク・複数照明などレポートに必要な器具を体の各部位に装着してもらい,マルチアングルでの撮影を可能にする.また,提案者のもつ ウェアラブル技術およびレポートの特性を活用し,機動性・装着性・安定性・柔軟性に優れた器具やそれらの操作方法,機能を提案することで,良質なコンテンツを1人で(レポートしながらであっても)撮影および編集し,生中継放送できる.このように生放送を視野に入れた撮影および編集機能を提供することで,良質なコンテンツを生中継で放送できる.
#上記,作品紹介動画のURLでは,49:13からご覧ください.実際にライブレポートしている映像が見られます.

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ターゲットユーザー

ターゲットユーザーに与える価値

7
作品投稿者について

チームウェアラブルライブレポーター

竹川佳成:2007年大阪大学大学院大学院情報科学研究科博士課程修了.2014年より公立はこだて未来大学システム情報科学部准教授.2011年にはMIT Media Lab.にてAssistant Visiting Professorを兼務.博士(情報科学).
松村耕平:2010年北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程修了2014年より立命館大学情報理工学部助教.博士(知識科学).

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