近年,食事の軟食化のため、咀嚼回数の低下が問題になっています。成長期の子供にとって咀嚼回数の低下は、顎骨の発育不良として歯列不正の大きな原因となると言われています。
そこで我々は,実際の咀嚼をゲーム内に用いることで咀嚼回数の増加を目的としたシリアスゲームを開発を行っています。咀嚼タンは,実際にガムを摂取し咀嚼することで現実の戦車が前進する戦車です。相手に勝つためには、多くの咀嚼を行う必要があり,楽しみながら咀嚼回数を増加させることが期待できます。
小坂崇之 Takayuki KOSAKA, Ph.D.
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 准教授 博士(工学)
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