今まで高価でライブイベントなど限られた分野でしか使われていなかったレーザープロジェクタの部品やシステムを見直し、部品代1万弱という低価格で誰でも使える小型レーザープロジェクタを開発しました。
一般的な液晶プロジェクタと異なり、明るい部屋でもはっきりと描画することが可能です。またスマートフォン用のバッテリで動作するため、電源に制限されず様々な場所で使用することが可能です。
Excel等のソフトで描画データを作成して、SDカードから好きな図形を描画することが可能です。Raspberry-piなどに接続してIoTディスプレイとして活用することや、企業のロゴなどを描画させてデジタルサイネージとして活用すること、お洒落な飲食店などの看板、アートやインスタレーションの一部として使って頂くことなどを想定したデバイスです。
プロジェクタは情報表示だけでなく、プロジェクションマッピングやインタラクティブな機器インタフェースなど応用分野が広く、今後はIoTやロボット等の発展でモノやコトの状態を示すための機器の需要が多くなると考え、特に当デバイスは低コスト小型レーザープロジェクタというこれまでにない新たな市場を開拓するデバイスになります。
現在、クラウドファンディングに向けて準備中。今後はアートやインスタレーションなどのコラボレーションを行い、様々な方に認知して頂けるデバイスにしていく予定です。
大学で再生医療、大学院で医療支援ロボットの研究や開発に従事。メカやエレキ設計、組込等の幅広い設計開発を行い、特にモーションコントロールと呼ばれるモータ制御が専門。After5を利用してモーションコントロールの研究開発を行い、その途中成果として低コスト小型レーザープロジェクタ、ProjectionBallを開発。
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