超個人的交通機関 着るモビリティ MOBILE WEAR

×

超個人的交通機関 着るモビリティ MOBILE WEAR

by 交通デザイン研究所
乗り物・スポーツ 環境・エコ 生活・からだ

作品概要

「着るモビリティ MOBILE WEAR (モビルウェア)」は衣服のように身に着け、立ち姿勢(standing mode)でも座り姿勢(sitting mode)でも移動することができる超個人的交通機関です。
キックボードのような立ち乗りモビリティと異なり、sitting modeで腰掛けて移動できるので、ユーザーの負担が軽減されます。
また、衣服のように身に着けたまま公共交通機関に乗り込むことで、駐輪場や専用ポートに預けたり煩わしい手荷物にする必要がなく、シームレスな移動が容易になります。
そして汎用部品で構成されているので導入費用も低く抑えられ、簡単な工具だけで組立家具のように自宅で分解・組立が可能。いわば自家醸造の乗り物“home brew mobility”と言ってもいいでしょう。実際MOBILE WEARはガレージすらない家庭のリビングで組み立てられています。
MOBILE WEARは上記コンセプトの下に2019年にMk-Iを開発。以降、現在に至るまで軽量化や操作性向上などの改良を重ねてきました。
MOBILE WEARの最新モデル「Mk-VI」の体重支持機構はMk-Vのアーチ構造を踏襲しますが、軽量化のために木材を多用し、さらに既存モデルでは全てアルミ構造材製だった駆動装置構造にも一部木材を採用したことが大きな特徴です。それゆえ開発コードネームは木から連想した「forest」。
Mk-VIは操作性向上のために既存モデルにはなかったステアリング機構を新規採用しましたが、上記軽量化施策の甲斐あってMOBILE WEAR 開発以来の悲願であった10kgを切る本体重量を達成できました。
自宅から駅の間などのラストワンマイルを結ぶ移動手段として利用することを想定しており、公共交通機関との親和性が高いので鉄道などと組み合わせることでシームレスな長距離移動を可能にします。
MOBILE WEARが移動に費やすエネルギーはとても小さく、クルマに比べればタダ同然であり、ユーザーに対してフリーな移動を提供します。

続きを読む→

Web Site

https://www.facebook.com/交通デザイン研究所-Transport-Design-Lab-1981438068754858?locale=ja_JP

ターゲットユーザー

移動を必要とする人すべて。特に、家から駅までちょっと距離があって、自転車や電動キックボードを使うと駐輪場や専用ポートに預けたりしなきゃならないので、ちょっと煩わしいなぁと感じている人

ターゲットユーザーに与える価値

・standing modeで軽快な立ち乗り移動、sitting modeで楽チンな座り姿勢移動を小さなエネルギーで提供します。
・クルマに比べてタダ同然、つまり限界費用ほぼゼロで移動できるため、移動に関わる制約を受けていた様々な活動やサービスが新しい価値を持ちます。

4
作品投稿者について

交通デザイン研究所

貨幣経済的価値のみでない社会的便益の観点から、徒歩・自転車から宇宙船まで21世紀に適した交通の姿の提示を目的とする研究所です。

この作品を共有

コメントを残す*

コメントをキャンセル
※コメントに関する注意事項
次の作品タイトル
前の作品タイトル
新しい応募作品
No. GUGEN 2024 -063
タスク補助ロボット「ARES8」
by ARES Project
351
101
No. GUGEN 2024 -062
CottonSketchPen
by 4ZIGEN
365
1
No. GUGEN 2024 -061
Wi-Fi & LoRa 統合による低コスト環境モニタリング装置
by 特定非営利活動法人co2sos
12
0
No. GUGEN 2024 -060
タスクエスケープ
by 自動化ラボ
15
0