ボタン式鍵盤楽器Wataru

完全オリジナルの電子楽器です。
鍵盤の配置をボタン式アコーディオンと同じ配置にすることで従来のピアノ鍵盤では難しかったメロディとコードを簡単に弾けることを狙いました。
鍵盤部分は3Dプリンター、筐体はアルミ板から手作りしました。MIDI音源とアンプ+ステレオスピーカーも搭載してパソコンや外部音源がなくても単独でどこでも演奏できます。
土日の空いた時間を使って1年半をかけて少しずつ制作しました。

ボタン式の鍵盤配置により、ピアノ鍵盤に比べて１つ１つの鍵盤の間隔を狭くすることができ、約7オクターブ(94鍵盤分)の音域があります。(合計ボタン数は154個)
その鍵盤数を生かして半分ずつ違う楽器の音を出せるように選択できたり(左手はドラム右手はピアノなど)、
どのコードも同じ手の形で弾くことができます。

ピアノやギターではできなかったことができるのが、この楽器の良さだと感じています。
また、MIDI出力と3.5㎜オーディオジャックも備えており、電子楽器として従来できていたことはできるようにしています。

2014年に参加をさせて頂いた音楽系ハッカソンイベント『Play-a-thon』で自分以外にも電子楽器を作りたい人がいることを知り、
一時はあきらめたオリジナル楽器制作を続けてこれました。
私の趣味を見守って頂いたすべての方に感謝しております。

個人でもがんばれば電子楽器を作れますので
ぜひこれから電子楽器を作りたいと思う方はあきらめずに
必ず作れますので頑張って探求を続けてください！