【スリッパ × ポインティングデバイス】
Slippadはマウス等のポインティングデバイスと同様の機能を持った、スリッパ型のデバイスです。
マウスを始めとした従来のポインティングデバイスは手で使うものがほとんどですが、パソコンやタブレットを手で操作することが困難な場面は多くあります。
例えば、パソコンで資料を見ながら両手を使った作業をしているとき。
資料を読み進めるために、いちいち作業を中断しなければならないのはとても煩わしいでしょう。
例えば、机の上に書類や道具を広げながら、パソコンでの作業をするとき。
マウスを使うスペースを確保するために、資料を避けなければいけないのは煩わしいでしょう。
他にも様々な場面が考えられますが、これらの場面に共通して言えることは、『足は自由である』ということです。
そこで、私たちは『足で操作すること』でこれらの問題を解決しようと思い、Slippadの開発に至りました。
また、既存の製品でも足で使うポインティングデバイスはありますが、これらは床に設置しその上に足を置いて使うもの、有線のものとなっています。
床に設置するタイプのものは持ち運びが難しく、特定の一台のデバイスに固定することになってしまいうというデメリットがあり、有線のものは足元までコードを配線しなければならなく、コードが邪魔になりやすいというデメリットがあります。
Slippadであれば、持ち運びは容易であり、接続もBluetoothで無線接続であるため、これらのデメリットをクリアにします。
怪我や病気等で手が不自由な人
机の上に物を広げた状態でパソコンを使う人
両手を使った作業をしながらパソコンを使う人
タブレット等で楽譜を見ながら楽器を演奏する人
等
手での作業を足に分担することで、作業効率を上げることができる。
マウス操作のための作業の中断等の煩わしさをなくす。
無線接続であること、スリッパ型のデバイスであることから、あらゆる場所での使用を可能にする。
法政大学デザイン工学部システムデザイン学科4年
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