このソーラーパネル付き電気自転車はインホイールモータ、リチウムイオンバッテリ、ソーラパネルがついており、人力にプラスしてモータの力で走る自転車です。リチウムイオンバッテリはコンセントからも充電できますがソーラーパネルからも充電することができます。
市販のクロスバイクの前輪にブラシレスモータを使ったインホイールモータ(インナーロータ型でダイレクトドライブ)を付け、ハイブリッド電気自動車分野でのPHV(この P はパラレルの P)のように人力による後輪の駆動力と前輪のインホイールモータによる電気自転車であります。リチウムイオンバッテリを搭載しソーラーパネルとリチウムイオンバッテリの両方から電力を得られます。
ソーラーパネル付き電気自転車は、モータ制御、BMS、MPPT等の知識つまり機械や電気の知識が無いと制作できず、工学部学部生やものづくりに興味がある方が主な対象で教材として使うのを想定しています。
省電力機器を製作するための鍛錬
「エコノパワー研究会」ではソーラーパネル付き電気自転車を制作しています。自転車のカスタマイズ、インホイールモータの駆動回路の制作、リチウムイオン電池の充電回路、これらを制御するマイコンの制作、3Dプリンタと繊維強化プラスチックを使った荷台の制作をしています。上記の活動以外にも幅広く様々な製作をしています。
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