日本の未来である子ども達を取り巻く育児環境が大変なことになっています。
育児に負担を感じている親の割合は、なんと7割。子どもの孤独感、世界1位。児童虐待、9万件。
『一緒に住んでいなくてもみんなで子育て、ChiCaRoで始めよう!』
ChiCaRoは、私たち人間の根本にあるCo-Parenting Systems(共同養育の仕組み)の現代版を実現する、遠隔協同子育てロボットです。
人間は本来、共同体で育児するよう進化してきた生き物なのに、 地域の希薄化や核家族化などで現代育児は単独化し、そのしわ寄せが親や子どもたちに及んでいます。
特に圧倒的に不足しているのは、家庭内での日常的なサポートです。
週3,4回以上も「10分だけでいいから誰かに手伝ってほしい!」と感じる親が8割もいるように、ちょっとの時間でいいから、頻繁なサポートが必要なのです。
ChiCaRoがあれば、離れて住むおじいちゃんおばあちゃん、単身赴任のパパなどが、タブレットやスマホ越しに、ChiCaRoの向こうにいるまだちゃんと話せない小さな子どもと、追いかけっこやままごとをして充実したコミュニケーションをとることができます。お父さんお母さんは、子どもたちが楽しそうに遊ぶその間に、さっと家事を済ませられます。子どもたちは、おじいちゃんおばあちゃんが一緒に遊んでくれて大満足。 おじいちゃんおばあちゃんは、なかなか会えない孫とのコミュニケーション機会を増やすことができます。
もしあなたがスマホのビデオチャットだけで20分小さな子どもを見てて!と頼まれたら…難しいですよね。言葉でのやりとりがまだ難しい小さな子どもたちは、言語レベルのコミュニケーションだけでは、会話をつむぐことができません。
ChiCaRoは、小さな子どもたちが充実した身体レベルのコミュニーションができる世界で唯一Toddler層(0?3歳児)と充実したやりとりができる遠隔コミュニケーションデバイス。
そして、誰でも遠隔で子どもと上手に遊べるようサポートする乳幼児向けAIが、子どもの振る舞いを見ておすすめの遊びを提案してくれるので、子どもとの経験が少ないおじいちゃんや、操作がよくわからないおばあちゃんでも、誰でも子どもと遊べます。
だから、ChiCaRoは遠隔協同子育てが実現できるのです。
・育児の大変な0?3歳児を育てる核家族世帯の親。
・会いたくてもなかなか孫と会えない祖父母。
・福利厚生として育児中男性社員の”在社”育児支援をしたい企業。
・単独育児中の親に、いつでも頼れる人がいる日常を作り、親の時間と心を救う。
・祖父母に、ままごとや追いかけっこなどで離れた孫と遊べる充実したコミュニケーション機会を提供。
・ChiCaRoを社員へ貸出す企業に、育児中社員のモチベーションアップ効果を提供。単身赴任や夜間勤務が必要な男性社員は、会社にいながら10分遠隔で子どもと遊び、育児参画。
ChiCaRoの研究開発をしている電気通信大学の研究員・学生・卒業生と、事業化を目指す(株)ChiCaRoのチームです。
2014年、子どもロボットコミュニケーションの研究をしている電気通信大学 長井研究室の新米ママ研究員は、初めての育児に、助けの求め方もわからずに四苦八苦。同じように奮闘する親を助けたい!その想いに共感したエンジニア達が集まり、新しい育児文化を創るべく頑張っています。
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