Lulu

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Lulu

by Studio PLAYFOOL
教育・学習

作品概要

機械学習は、あらゆるものを最適化し私たちの生活を便利にしています。しかし、これは本当に私たちが望んでいることなのでしょうか?私たちは、このような問いを念頭に、生活を便利にすることに人工知能を使うのではなく、逆に、プロダクトを子どものように手間がかかるものにすることに使うべく、Lulu, the little lamp that learnsをつくりました。このプロジェクトでは、機械に知識を教えるという面を強調することで、テクノロジーとひととの関係性を良い方向に乱すことができないかと模索しました。また、キット化することで、ユーザーのアタッチメントの強化を計りました。

キットには、脳型基盤・各種部品・アセンブリガイド・絵本が入っています。ユーザーはまずガイドを見ながらキットを組み立てますが、はじめ、Luluはスイッチの意味を知りません。その代わり、Luluは好奇心旺盛で、いつも周りの明るさをマネします。明るいところにいると、Luluも明るくなるし、暗いところにいるときは、Luluも暗くなります。ただし、ユーザーがスイッチの意味と明るさとの関係性をLuluに教えてあげることで、ふつうのランプとして機能するようになります。

Luluにスイッチのオンの意味を教えてあげるには、明るいところへ連れて行き、しっぽを引っ張ってあげましょう。オフの意味を教えてあげるときは、暗いところへ連れていき、同様にまた引っ張ってあげましょう。しっぽを引っ張ることで、Luluの学習を助けてあげることができます。Luluの照明としての明るさや暗さは、ユーザーがどのようにLuluに教えたかによって微妙に変わります。その結果、Luluはユーザーとの間にユニークな対話をつくりだすことができます。

ただし、せっかく教えてあげた情報を、Luluは15分ほどしたら忘れてしまいます。何度も繰り返し教えてあげることで、記憶時間がのびるよう設計されているので、根気よくLuluを育てて育てていきましょう。

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Web Site

https://studioplayfool.com/projects/lulu

ターゲットユーザー

ターゲットは9歳以上の子供です。機械学習とはどういうことなのかを学ぶ第一歩として紹介していきたいと考えています。

ターゲットユーザーに与える価値

ターゲットは9歳以上の子供です。機械学習とはどういうことなのかを学ぶ第一歩として機能しながらも、箱をあけてからLuluを育てるところまでの一連のプロセスを通して、自分でつくることの面白さを体験してもらいたいと考えます。

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作品投稿者について

Studio PLAYFOOL

Studio PLAYFOOL は、Dan(UK)とSaki(JP)によるクリエイティブユニットです。遊びを通してひとをエンパワーすることをミッションに、リサーチからアイディエーション、プロトタイピングまでを国際的に手がけています。

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