本電子ゲームは、「感情分析:笑顔がいいねと言われたい」を電子工作にしたものです。
カメラに向かって笑顔を作るとデートのアイテムである「指輪(動画では玩具)」が出されるというものです。
笑顔の判定(感情分析)は、JellyWare株式会社が公開している『OpenVINO?でゼロから学ぶディープラーニング推論』の技術そのまま使っています。
笑顔を作ると指輪が出されるというアイディアは、2012年度のグッドデザイン賞に選ばれたソニーコンピュータサイエンス研究所の『情報家電 ハピネスカウンター』を参考にしました。これは「笑わないと開かない冷蔵庫」で、身体心理学における表情フィードバック仮説(笑顔を作ることが、精神的にもポジティブな感情を促進する。「幸せだから笑顔になる」だけではなく「笑顔になれば幸せになる」という学説)に基づいて設計されたものです。実際、これを使うことにより幸せな気分になり、精神がポジティブになったと報告されています(Hitomi Tsujita and Jun Rekimoto, 2011, “Smiling Makes Us Happier: Enhancing Positive Mood and Communication with Smile-Encouraging Digital Appliances”, Ubicomp 2011, pp,1?10)。
本電子ゲームのコンセプトは、デートの前に「笑顔を練習」を繰り返すことで、恋人から「君の笑顔はいいね」と言ってもらうことです。
余談ですが、筆者はこの電子工作の調整に普段しない「笑顔」を無理矢理して苦しかったです。
機械学習が気になる人が機械学習を繰り返し体験することで機械学習を学べます。
笑顔がいいねと言われたい人
笑顔のデートが出来るようになる。
孫と祖父母が一緒に楽しめる電子ゲームを作っています。 高校生や高齢者介護サービスセンターの方のアイディアも取り入れています。
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