本電子ゲームは、「AHP」を電子工作にしたものです。
AHP( Analytic Hierarchy Process :階層分析法)は、トマス・L・サーティ(Thomas L. Saaty)によって提唱された、人間のもっている主観である感性に基づいて意思決定を可能にする方法です。
AHPは、「AHPを使うのに専門性や学術的なスキルは必要ないが、4年制大学の工学部やビジネススクールなど、多くの高等教育機関の重要な科目(「システム工学」等)の1つ」(ウイキペディア)になっています。また、この方法が使われた有名な事例として、1996年から1997年に起きた、ペルーの日本大使館占拠事件で、政府の取るべき行動をAHPで検討したというのがあります。
動画のフィアンセ選びは、(刀根、1986)『ゲーム感覚意思決定法』から引用しました。「おしん」は、1983年にNHKの連続テレビ小説のドラマの主人公で、田中裕子さんが演じていました。一方、「りつ子」と「かをる」は、1985年に放送された同じくNHK連続テレビ小説の主人公達です。「りつ子」は桜田淳子さんが、「かをる」は沢口靖子さんが演じていました。動画から分かるように、この例では、総合判定として「かをる」をフィアンセに選ぶことになりました(これは、あくまでも架空の計算です)。だからといって、このAHPを使えば、理想の花嫁を見つけることができて幸せになれるとは限りません。なぜなら、幸せな家族は、一緒に作り上げていくものだと思うからです。
AHPが気になる人がAHPを繰り返し体験することでAHPを学べます。
数理モデルが気になる人
AHPを繰り返し体験することでAHPを学べます
孫と祖父母が一緒に楽しめる電子ゲームを作っています。 高校生や高齢者介護サービスセンターの方のアイディアも取り入れています。
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