元々はものつくり大学の学園祭にてポップコーンを売ろうというところから始まります。
ポップコーン出展に関する話し合いを進めている内に、折角ならものつくり大学の魅力も宣伝しようということで、ポップコーンを販売する移動販売車"ポップコーンワゴン"を、一からものつくり大学で作ろうということになりました。しかし、本プロジェクトのメンバーが所属している研究室の三井准教授から、「ただのポップコーンワゴンでは面白くない!悪路も走行できた方が絶対に面白い!」とのことで、本作品が誕生しました。悪路を走行するためには、車体そのものがそれに耐えうる強度が必要でした。なので、車体は全てスチール角パイプを溶接して製作しています。それだけでは無く、悪路走行時の衝撃を吸収するために、サスペンションをベルクランク方式にて搭載しています。車輪は、いわゆるママチャリのスポークホイールにブロックタイヤを履かせ走破性を向上させています。実際にポップコーンを調理する部分である"ポップコーンボックス"には、市販のホットプレートを分解し電装類を再配線することで熱源を確保、ポップコーンを熱し、弾けさせる鍋には、内部にかき混ぜ機構を設け、かさ歯車とシャフトを介して、タミヤ製の540モーターで回転させています。そして、制御部分には"Arduino"・サーモセンサ・エンコーダを用いて、かき混ぜ機構の回転数制御とホットプレートの温度制御を行っています。また、鍋を載せる台座はボックス内の天井に吊り下げ方式で固定され、回転機構を有しているため、ポップコーンを全て弾けさせたタイミングで鍋をひっくり返すことができます。外観にも手を抜くことはなく、作業台とサスペンションにはグリーンを、ベルクランク方式の連結パーツにはレッドを、車体のスチール角パイプにはシャーシブラックを施し、ボディにあたる部分にはブラックのプラスチックダンボールの上から、ステッカーボムのシートを迷彩状に切り出す"ステッカーボム迷彩"を施し、ポップコーンワゴン全体からエクストリーム感を演出しています。同時に、日光・雨対策と浦安にある某テーマパークのような、エクストリームの中にアンティークなお洒落感を演出するため、グリーンの大きなパラソルを使用しています。
ものつくり大学 三井研究室史上最大の悪ノリの下、誕生した本作品を宜しくおねがいします。
平成3X年 増えすぎた人類はポップコーンに飢えていた!!!
ポップコーンを欲する全ての人々を、ポップコーンで満たしてあげたい全ての人々へ・・・
少年時代を思い出してほしい・・・。誰もが一度は夢見たはず...。最強のヒーローになりたいと。
このポップコーンマシンでその夢をかなえようッ!!!
お腹を空かせた世界中のちびっ子達へ。出来立てのポップコーンを今すぐ届けたいッ!
それこそがエクストリーム!!!
どんな場所でもッ!どんなときでもッ!
このマシンさえあれば、ポップコーンと熱いパッションをお届けできるッ!夢をあきらめないでッ!!!
そうだ、荒地に行こう。
supported by 三井研究室
平成30年 6月始動。
ポップコーンと悪ノリとエクストリーム、そしてポップコーンを愛する最強の悪ノリ集団
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