高齢者に音を届けるスピーカー

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高齢者に音を届けるスピーカー

by サウンド アイ
コミュニケーション・繋がり 教育・学習 生活・からだ

作品概要

社会的な課題、及び実現したいビジョン
日本は世界で最も少子高齢化が進んだ国であり、高齢者が増えることで、老人性難聴者が増えるという課題がある。老人性難聴が進行すると認知症になるリスクが増えることが確認されている。
我々は、音声明瞭化技術によって、老人性難聴で聞き取り難くなる子音を強調しすることによって、高齢者にクリアな音を届ける。高齢者に音声によるインプットを増やすことは、アルツハイマー病、うつ病の発症率抑制(1)にも効果がある。その結果、高齢者が知的な生活習慣や良好なコミュニケーションを維持することで、高齢者の社会参加や健康寿命を延ばすことに貢献し、当該課題の解決を試みる。
(1)高齢者の難聴(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/review_51_1_1.pdf#search)

解決したい課題
日本は世界でも抜きんでて高齢化が進んだ国で、聞こえの不自由な高齢者が増えている。難聴の人は総人口の5%といわれ、総人口1 億27,767,994 人(平成17 年10 月総務省国勢調査)×5% で約 638万人になる(2)。しかしながら、日本人の難聴者の補聴器所有率は14.1%と、同じ少子高齢化が進んだ欧州の半分以下である。データは存在しないが、着用率は更に低いことが考えられる。理由は様々であるが、日本人が補聴器を着用しなくても音が聴きとれる環境を整備することが必要であるといえる。
(2)聴覚障害者の視点(http://www.toyoeng.com/toyo_press/wp-content/themes/mytheme/media/siten.pdf#search)

続きを読む→

Web Site

https://youtu.be/dF7MqvOCL3M

ターゲットユーザー

顧客は、難聴や周辺雑音に埋もれてしまう子音を適正な音量で、クリアに聞きたいというニーズを持つ老人性難聴の高齢者、及びコミュニケーションを取りたい家族である。

ターゲットユーザーに与える価値

例えば、構内放送で音声宣伝を流すことで、高齢者へ音声をインプットすることによる認知や購買などを促すことができる。

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作品投稿者について

サウンド アイ

熊本地震後のボランティア活動で得た経験を元に形にした提案である。
・公共、災害放送の発達が不十分で周囲の騒音下で、災害の状況や避難場所案内が正確に聞き取り難い。
・高齢者の増加し、老人性難聴人口の増加
 ※高い音(子音)や言葉が聞き取り難くなる
この課題は災害大国日本においては解決しなければならない課題である。

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