特徴
・ユーザ必要な情報だけを組み替え、好きな位置に設置できる
・玄関のドアに設置できるので、必ずお出かけの際に外出情報を確認できる
・それに合わせて普段見ないような情報(家族の安否、健康情報[開発中]、消費電力[開発中])を強制的に見せる
・SliMoを二つ用意することで住宅間のコミュニケーションや安否確認に活用できる
概要
・世の中には様々な外出を支援するサービスやハードウェアが存在します。しかし人それぞれ外出の手段や目的は異なり、全ての情報を得るためには時間がかかってしまいます。既存のサービスを活用すれば情報を得られることは出来ても、時間を要することに変わりありません。
そこで我々は人間が最短で最も多くの情報を知覚できる“視覚”に注目し、インターフェイスを増設し情報を拡張可能なモジュールを提案します。
本装置は天気や交通機関などの各情報をモジュール一つ一つに表示できるよう開発し、ユーザが必要な情報(モジュール)を組み換えられるデバイスになっています。設置場所は人が外出する際に必ず通る玄関に注目し、玄関のドアへ接着できるよう磁石を内蔵してあります。
また、住宅間のコミュニケーションに利用できる“モジュール”や“アプリケーション”を実装し、人と人とが本装置を通じて気軽にコミュニケーションをおくれるような、豊かで繋がりのある生活を実現します。
我々が解決したい課題
・外出情報を調べることに対しての煩わしさの改善(大学生にアンケート調査:87%の人が煩わしさを感じている)
・別住宅に住む高齢者を持つ、家族間でのコミュニケーション不足の改善(アンケート調査*1:67%の家庭が1ヶ月以上に1度しか連絡しない)
・省エネ意識の改善(HEMS住宅は消費電力を見せることで生活者の省エネ意識を高めている。しかし”見る”という行為をしなくなってしまう問題や、高コストのHEMSを導入できない等の問題がある。)
*1 情報処理学会:http://id.nii.ac.jp/1001/00176717/
・外出情報を調べることに煩わしさ感じている人
・外出を楽しみたい人
・離れた場所に住む、高齢者の家族を持つ人
・外出支援
・家族とのコミュニケーション、安否確認
・節電支援
神奈川工科大学 大学院 工学研究科 電気電子工学専攻: 数野翔太(一色研究室)
神奈川工科大学 ホームエレクトロニクス開発学科: 中村光貴(一色研究室)
神奈川工科大学 大学院 工学研究科 電気電子工学専攻: 熊倉悠介 (一色研究室)
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