昨年、長年一緒にいた飼い猫を亡くした寂しさをラズパイで埋めるために、寝ている横でネコがゴロゴロ言っている感じを再現しました。
D級アンプ+振動モーターで、音声信号を振動に変える「触感デバイス体感モジュール”ADTED”」を使用し、ネコのゴロゴロいう声を振動に変えて、ネコのぬいぐるみに仕込みました。
見た目はただのぬいぐるみなのですが、本物のネコの様に、少し離れると聞こえないけど近づいて触るとゴロゴロと伝わってくる感じと、耳をあてると音になって聞こえるところがかなりリアルに再現出来たと思います。
また、今回のプロトタイプでは目の部分にカメラを仕込む事により、将来的に以下の拡張を予定しています。
顔認識で表情を読み取り笑顔かどうかで鳴きかたを変える
周囲の明るさに応じて、例えば抱きしめられたらゴロゴロ始める
ゴロゴロ音については、Raspberry Pi Zero WでWeb上でゴロゴロ音をカスタマイズできるサイト(https://purrli.com/)にアクセスし、これをUSB Audioアダプタ経由で上記で作成したパクタイルに入力して振動に変えています。また、目の位置に設置したカメラの画像もInternet経由で見る事が出来ます。
動物好きの方。実際に猫を飼った事があり、現在飼えない方。
癒しと安心。
"1000円あれば電子工作"を合言葉に、お金をかけずに敷居の低い電子工作を目指して活動しています
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