メッセージを残すという行為は、家庭や会社など様々なコミュニティの中で行われます。今日のおやつ、家に帰る時間、頼み事など。その伝え方は一方的で、そこに双方向のコミュニケーションや楽しさはありません。
co-look(コルック)は、そんなメッセージの伝え方に双方向のコミュニケーションを生み出し、ワクワク感を演出します。
この製品は、技術をぎゅっと凝縮したコルクボードとピンの2つから成り立っています。コルクボードにピンをさす行為を活かし、ピンが光ったり、音が鳴ったり。
メッセージを残すのも受け取るのも楽しみな、みんなが見れるコルクボード、それがこのco-lookです。
■つかいかた
普通のコルクボードと同様に、コルクボードにメモとピンをさす、ただそれだけ。co-lookは、専用のコルクボードに加え、用途に応じて様々なピンを用意しています。
■しくみ
見た目は普通のコルクボードとピンですが、実はあっと驚くような工夫と仕掛けが、その中にたくさん施されています。
コルクボードは実は1層ではありません。コルクの層に加え、金属でできた導電層がふたつあり、それぞれプラスとマイナスに導電しています。
ピンをよく見てみると、針の色が分かれています。真ん中が絶縁筒で、この部分を境に上がプラス、下がマイナスに分かれ、ピンの上部にあるLEDやMP3プレイヤ?に通じています。
ボードの奥までピンをさすことで、ボードからピンへ電気が流れ、アクションが起こるようになっています。
子供から大人まで。
家族や職場などのコミュニティ内や個人での使用など、様々な形で幅広くお使いいただけるように作られています。
コルクにピンをさすという行為はそのままに、ピンが光ったり、音が鳴ったり、新しい演出でワクワク感を生み出します。
co-look上で双方向のコミュニケーションを作り出すことで、メッセージを残すのも、また受け取るのも楽しみになります。
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矢澤汐里
臼倉すみれ
法政大学デザイン工学部システムデザイン学科の学生2名で編成されています。
実験や予測などの経験を経て、私たちの表現を拡張していこうという思いが込められています。
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