\\"きらきライト・コア\\"は、高機能でありながら小型化されたLEDコントローラです。
LEDを指定の色で光らせることがコントローラの最低限の役割ですが、今回はさらに残像現象に特化した機能を取り入れたコントローラです。
LEDを横にずらし(移動)ながら色を変更することで、残像効果で前の色が空間に残っているように見えることを利用して空間に絵や文字を映し出します。知っている方には、バーサライタと呼んだ方が分かり易いかもしれません。
きらきライト・コアは、LEDのコントロールに特化しているので別途LEDが必要です。LEDは、最大255個連結させることができます。用途に応じて量を調節してご利用ください。
残像効果を活用して絵や文字・模様を表現するために重要なのは時間管理です。残像を見せるためにLEDの光を高速に一定の周期で切り替え表示する必要があります。すでにいろんなタイプのLEDコントローラが発売されていますが、光の残像現象に特化したものは私の調べた範囲では見つかりませんでした。
残像で描きたいデータは、SDカードにビットマップ形式で保存しておき、マイコンに読み込ませることで実現します。データ作成のために特定のアプリをインストールする必要もありません。お絵かきソフトで絵を描いて入れるだけ。簡単でしょ?
残像が一番の特徴ですが、他にもユニークな機能があります。
音声に連動して勝手にLEDを音色に点灯させます。単なる音の大小ではなく、周波数のピークに応じた色や明るさで自動的に判断して演出します。
これは、作者がリズム感が無いためカラオケで盛り上げ役ができないことから搭載した機能です。
実は、ペンライト型の残像表示ガジェットの製品化を目指して約1年開発してきました。
試作も繰り返しユーザテストも実施しておりました。利用者の反応や評価を聞くなかで、それをそのまま使うのではなく、改造して使いたい人が多いことに驚きました。そこでペンライトの尖った市場に投入するのではなく、残像をテーマにLEDの制御に特化したコントローラで自由にデザインしてもらいたいと思い”きらきライト・コア”の開発に至りました。
今までにないプロダクトとして受け入れてもらえるのではと考えております。
本職は現役のソフトウェアエンジニア。医療システム開発や音響系組込みシステム開発に従事。ハードウェアや工業デザインは趣味という。リアルなつながりを求めMaker Faireやスタートアップイベントなどにも多数参加している。
周囲のアドバイスや支援を得ながら活動中
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