おもちゃのドラムを叩くリアルなくまさん1人と空間ディスプレイ内のバーチャルなくまさん8人が合奏してモーリス・ラヴェルの「ボレロ」を演奏します。
xRが普及しない最大の課題は機器が高いことととらえて、格安の空間ディスプレイ環境を構築しました。赤青メガネの両端に赤外LEDを取り付け、それを赤外カットフィルタを張り付けたPCのWebカメラで読み取ることで体験者の両目の位置を推定し、体験者からリアルとバーチャルが同じ空間にいるように見えるようにアナグリフ画像として表示します。
ユーザーに必要な機材は、そこそこのグラフィック性能のPC以外には赤青メガネ✙赤外LED+可視カットフィルタだけなので格安でxR環境をユーザーに提供することができるため、最新のxRを使ったコンテンツのプロモーションをxR機器を持っていないユーザーにも格安のコストで提供することができます。
xRに興味はあるけど高いのであまり機器は買ってない人、音楽やアニメが好きでその世界に浸ってみたい人
キャラクタなどのコンテンツを持っていてより多くの人にxRコンテンツとして届けたいと思っている人
格安のコストで最先端のxR技術を体験したり、自分なりにカスタマイズできる。
xR機器を持っている人だけでない広いユーザー層に、最新のxR体験による自分のコンテンツを格安で届けることができる。
これまで仕事では触覚デバイスの開発などに関わっています。触覚のハッカソン「ショッカソン」を立案/運営したのをきっかけに趣味で多くのハッカソンに参加して賞をいただいたりしています。触覚技術含むxR技術がなかなか普及しない最大の原因はデバイスのコストと考え、様々な格安xR技術を考案/普及に努めています。
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