EyeTalkは声によるコミュニケーションが取れなくなった人のための支援ツールです。
ALSや発達性筋ジストロフィーは徐々に体が動かせなくなる難病です。症状が進むことで声が出せなくなる方もいます。意識がはっきりしていても体が動かせず声も出せなくなってしまいます。
そこで比較的症状の影響を受けにくい目の動きを使って会話できる支援ツールを開発しています。
一般的には透明文字盤やデジタル文字盤と呼ばれる支援ツールが使われますが、透明文字盤は介護者の助けがなければ会話できず外出時などの移動中は会話ができません。デジタル文字盤は設置が非常に大変で、画面とデバイスが顔の正面に来るように設置する必要があるので人によっては使えない場合もあります。
そこで装着がたの支援ツールを作成しました。
目の動きでフリック入力を行い、入力し終わったらシステムが読み上げることでコミュニケーションを行うことができます。
装着するだけで使えるので設置に苦労せず、移動中でも他者の助けなしに会話が可能なのでコミュニケーションの敷居を下げることができます。
体が動かせず声による会話ができない人(ALS/SMA/発達性筋ジストロフィー)
既存のシステムは外出時に会話するのが困難でしたが、提案するシステムでは移動中でも会話ができるため気兼ねなく意思を伝えることができます。気を遣わず、たわいもない会話に花を咲かせることができます。
目の前に画面がある必要がないので面と向かってコミュニケーションが取れます。
普段は寝たきりの友達と一緒にゲームやロボット・デバイスを作っています。
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