今後 https://www.facebook.com/paxforchild/ にて随時進捗を公開していく予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
?作品概要?
-PAX-は、『児童用自転車のヘルメットとロックの連動システムおよびそのプロダクト』です。
親の目の届かないところでも、子供に確実にヘルメットを着用してもらうことを目的としています。また、親から子に向けて強制感が出ないよう、プロダクトの外装や動作にも注力することで、子供が使用してみたいと思えるようなデザインを心がけています。
子供(児童)の自転車走行中の事故による大ケガの多くは頭部の損傷によるものが多く、ヘルメット未着用時の死亡率は4割と言われています。そのため、ヘルメット着用は道路交通法で努力義務化されていますが、その着用率は約25%(※1)と非常に低いというのが実情です。また、私たちは独自の調査により『親の目の届かないところでは、「めんどくさい」「どうせ着けなくても大丈夫」等の理由で、ヘルメットを外してしまう子供が一定数いる』ということに気付き、『安全性を追求したヘルメットの開発は進んでいるが、そもそも『ヘルメットを装着するように促すデザイン』は多くない』ことに着目しました。
(※1 映像では44.5%と記していますが、本文が正確な数値です。 ? KDDI調べ)
大切な子供たちの命を守るため、ヘルメットが必要不可欠であるという価値観を拡げていくキッカケになるよう、-PAX-の開発に取り組んでいきます。
A自転車を使用する子供を持つ親御さん
B自転車を使用する子供
A
?@ 子供に確実にヘルメットを着用してもらうことで、親の目の届かないところでも安全性が確保される。
?A ?@により、潜在的な不安の解消につながる。
B
?@ ヘルメットを確実に着用してもらうことによる、安全性の確保。
?A プロダクトの外装や動作を魅力的なものにすることで、自ら使いたいと思えるようになる。
法政大学大学院デザイン工学科システムデザイン専攻では、クリエーション×テクノロジー×マネジメントを横断した総合デザインの視点から、製品の開発に取り組んでいます。MITSUKE STUDIOは、「エンジニアリングがわかるデザイナー」と「デザインがわかるエンジニア」で構成された修士1年生6名によるデザインチームです。
この作品を共有