みなさんは楽器を演奏する真似をしたことはありますか?たとえ演奏した経験のない楽器でも、その楽器がどのような持ち方、構えをしているかは知っているのではないでしょうか。
そこでわたしたちは、日本の伝統的な音楽でありながら、演奏した経験のある人が少ない、あまり知られていない「雅楽」に着目しました。
「雅楽」を「真似」から始めるために提案したプロダクトがPanto!です。
構えて真似て息を吹き込む。たったそれだけで、雅楽三管「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」を体験できます。単純化することで、児童でも簡単に扱うことを可能にしました。本来扱いが難しい雅楽楽器を使わなくても、誰でも簡単に雅楽楽器の楽しさに触れることができるのです。
小学校中・高学年
小学校中・高学年で学ぶべき、呼吸の仕方・旋律に加え、雅楽楽器を構えによって知る、雅楽楽器の音の特徴を知る、皆で合奏をしてコミュニケーションをとれるという価値を提供します。
法政大学デザイン工学部システムデザイン学科の学生チームによるプロジェクトです。
岡崎悠里花/工藤杏子
協力 呉靖恵
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