指紋認証で施錠解錠することができる、次世代型スマートロックです。従来のスマートロックと違い、ドアの外側にセンサーをつけ、そこで指紋認証を行います。S-Seriesとは、ハブやロック、センサー部分、アプリ等を総称したものです。
[特徴]
ドアを電子的に施錠解錠することができるため、物理鍵を使用する必要がなくなります。また、従来のスマートロックと異なり、スマホを利用する必要がないため、オートロックによる締め出しを回避できます。また、空き巣等の犯罪防止にも役立ちます。
[クラウドファンディングの活用]
今年の夏に資金不足でCampfireにて、クラウドファンディングを行いました。目標額には達しませんでしたが、Qrio株式会社の方から連絡があり、直接お話を伺い、スマートロックについての情報を得ることができました。この作品は、それらを一部参考にしています。資金を得ることはできませんでしたが、大きな成果を得ることができました。
[課題]
課題は主に2つあります。1つ目は、S-Sensorの設置です。外部に設置するため、テープなどの利用は控え、ドアノブ等に固定することを検討しています。2つ目は、セキュリティです。IoTに対する攻撃が多いので、強固なものにしたいと考えています。現在も開発中で、未完成な部分が多いですが、改良していきたいと思います。
[S-Hub]
玄関の近くのコンセントに設置します。クラウド(インターネット)とS-Lock(BLE)の間の通信の経由地点になります。緊急地震速報等をスピーカーから流すことができます。
[S-Lock]
ドアの内側のサムターン部分に設置します。ドアの施錠解錠をモーターで行います。単三電池4本と予備の単三電池2本を電源とします。
[S-Sensor]
ドアの外側に設置します。指紋認証センサーを搭載し、ここで認証を行います。有機ELディスプレイやカメラも搭載しています。単三電池4本と予備のリチウムイオン電池1000mAhを電源とします。(予備のリチウムイオン電池は、USB-Cで充電可能です。)
[S-App]
iOSとAndroidに対応しています。フレームワークFlutterを利用し、クロスプラットフォーム開発を行っています。主にS-Lockの施錠解錠やログの確認、S-Sensorに指紋を追加、各種設定等が行うこ
全ての人々がより快適な生活を送ることができます。工事ができない賃貸住宅に住む方も利用することができます。
後付けタイプで工事が不要なので、賃貸住宅にお住まいの方でも取り付けることができます。また、施錠解錠には指紋認証を用いるため、子供に鍵やスマホを持たせるのに抵抗があるご家庭でも安心して利用することができます。
早稲田大学本庄高等学院 1年生。SSCと映画部に所属しています。趣味は、プログラミングです。言語は、Python,C++等を主に扱っています。世の中に役立つ、便利なものを日々開発しています。
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