LINE Things Drink Bar とは
「LINE?Things?Drink?Bar」は、LINE?Pay?での決済機能と、LINE?アプリからハードウェアを操作できるIoT?プラットフォームであるLINE?Things?に対応したジュースの自動販売機のプロトタイプです。いわゆるカップ式自動販売機のプロトタイプ実装です。
商品(ジュース)の選択から支払い(LINE?Pay?での決済)、ハードウェアへのジュース抽出の指示、購入後の抽選に至るすべてをLINE?アプリ一つで操作できます。
ここまでの話では自動販売機の操作をLINE?アプリで出来るようにしただけではないか、と思われるかもしれませんが、LINE?に対応することでユーザー個々を識別(LINE?の各API?ではユーザー固有の識別子?*userId*?が利用)できます。
つまり、ユーザー単位で、いつ・どの商品を、どの自動販売機で購入した(または購入しなかった)かなどの行動履歴を把握できるようになります。
LINE?Pay?とLINE?Things?などを組み合わせることで、これまでオンラインでのサービス以外では把握が難しかったユーザー単位での利用状況が、自動販売機だけでなくさまざまなオフラインの場面でも把握できるようになるため、オンラインとオンライン両方のユーザー行動履歴を掛け合わせたレコメンドなど、これまでにないサービスを展開することも可能になります。
受賞
LINE Things Mini Award エンジニア部門最優秀賞
LINE Things Drink Bar で出来ること
* ドリンクの注文・決済
- LINE アプリで注文から決済が完結
*ドリンクの抽出
- 決済完了後、自動で抽出される
* 購入後のお楽しみ
- 抽選(販促、ポイント付与などにすることも可)
* 売上・ユニークユーザー分析
- グラフを用いて一目で確認できる
自販機メーカー、ドリンクメーカー
一般消費者
事業者には、日本ではインフラサービスとなったLINE を使ったユーザーの取り込みが可能となるだけでなく、ユーザー情報と紐付いた購入データを得ることで、新たなレコメンドやサービス体験の提供に繋げられる。
また、ユーザーもLINE 一つですべての購入動作ができ、キャッシュレス決済でLINE だけで済む状況に一歩進む。
Sumihiro Kagawa
LINE API Expert
この作品を共有