陶磁器に、電子回路を「絵付け」して、様々なデジタル・IOTガジェットに。
金液で電子回路や電極のパターンを描くことで、磁器を様々な電子回路として利用するプロジェクトです。
金の絵付け(金彩)は、現代でも古くから用いられてきた陶磁器の装飾技法です。
キンミライガッキは、描かれた金が電気を通すことに着目しました。
金彩された部分は、焼成することで十分な耐久性を得られるので、
食器や茶器、花器などを、新たなメディアアートのプラットフォームやデジタル製品にすることが可能になります。
表題の応用例は、「金模様をタッチセンサーにした電子ガッキとしての活用例」です。
模様の一本一本で静電容量を測っており、指で触れると音を鳴らす仕組みにしてあります。
小型スピーカーを内臓しており、単体でも音を鳴らすことが可能です。
動画にある通り、食品を介して人体の接触を検出することも出来ます。
追記:11/3
専用の茶托を使用し、お茶を注ぐことで音や光を鳴らす茶器の開発も公開しました。
「お茶を飲んだこと」を通知する、見守り機能を持たせたIOT機器としての活用も検討中です。
最新のデジタルガジェット、IOT家電などに抵抗があった方
未来的でありつつも、自然な生活空間を作りたい方
先鋭的な酒家、茶道家、演奏家の方
デジタルガジェットを作るプロダクトデザイナー
未来化し先鋭化するデジタル機器・テクノロジーを、陶磁器というマテリアルを通して「親しみやすいもの」に変化させます。
陶器の手触りは、食べる、飲む、洗うなど、人間的な暮らしの基本的な行為の中に活用されており、誰もが行ってきたアクションに紐づいています。
電子製品、IOT家電のインターフェースとして、「触れたくなる」「生活に馴染む」点で価値をもたらします。
世にも珍しい時間旅行者のガッキ店。
あなたの時代にFANCYなあしたを捏造(つく)ります。
「今と違うガッキがほしい、あれをガッキにしてほしい!」
お任せください。 キンミライガッキが発見・発明し、実際に制作・演奏、最終的に販売まで行っております。
自身をタイムトラベラーだと主張するCEOと共に、過去から未来、ありそうでありえなかった、別時間軸のガッキとオーパーツを探す旅に出ましょう。
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