今日1日、自分は一体何をしていたかを意識せずに記録しておくためのデバイスと管理アプリケーションです。
日々ニュースで目にする「働き方改革」。人手不足や長時間労働といった問題を解決するために、生産性の改善(効率UP)が叫ばれる中、様々なソリューションが登場しています。 働き方を改革するためには、まず自分が日々どのようなスケジュールで過ごしているかを知る必要があります。たとえば、「今日は朝9時から1時間会議」という予定はあらかじめ決められているので把握しやすいものです。一方で「お客様からの電話問い合わせが1日に何件あって、数分?数十分会話をしていた」という突発的な業務は事前の把握が困難で、その後別の業務が発生した場合は記録できないままになってしまいます。
そこで、日々の業務の把握や可視化に注目し、記録を意識することなく行うことができるデバイス「LOGACU(ロガク)」を開発しました。ステーション(置台部)とキューブ(操作部)で構成し、業務の切り替わりに合わせてキューブの面を回転させてステーションの上に置くことで、今自分が行っている業務の可視化と次の業務に切り替わるまでの時間を記録します。
オフィスにマイデスクがある20?30代の会社員。日々の業務内容を把握、記録したくても既存のツールでは面倒だと感じてしまう人。
「業務の効率化や改善のために、まずは日々の業務を把握する」が開発コンセプトです。
Cube内のRFIDタグとStation内のリーダーでステータスを取得、記録されたデータはBLEで上位端末(PC,スマホ等)へ送信可能です。Cubeの操作は日常的に行いますが、上位端末へのデータ送信は週に1回程度で問題ありません。
日々の業務実績を蓄積し、可視化することが働き方改革の第一歩ではないでしょうか。
「創造」をテーマに同期入社の7名で構成されたプロジェクトメンバー
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