『スマートスプーン SAJIKAGEN』は、『赤ちゃんや高齢者に安全に食事を食べさせたい人』をサポートするIoTスプーンです。
食事中にうっかり口の中をヤケドしてしまったり、逆に冷たいもので歯がしみたり頭が痛くなったり…誰しも経験があることですよね?自分で食べるときでさえ、このような事故が起こるのですから、他人に食事介助をするときには十分に注意が必要です。
しかし、どのように食事の温度を把握しましょう?
おかずごとに温度計を刺しますか?触ってみて判断しますか?試しに自分で食べてみますか?
衛生面が気になったり、面倒くさいなと思ったりしましたよね。
スマートスプーンSAJIKAGENは、温度を計測できるスプーンです。食事の温度が熱すぎたり、冷たすぎたりすると、スプーンが光と音で警告してくれます。
しかし、それだけではありません!
取得した温度をデータベースに蓄積し、長期的な食事温度習慣を記録します。記録したデータから食事の温度が適温から外れた回数(熱い・冷たいで警告を受けた回数)をカウントし、アプリで確認することができます。
また、味覚と温度には密接な関係があります。温かいときはちょうど良い味付けだったお味噌汁が、冷めたら塩辛く感じるのは、塩味を高温では感じにくいからなのです。つまり、熱すぎるものを食べ続けると、塩分を多くとってしまう危険性があります。また、冷たいものを食べ続けると身体が冷えてしまいます。冷えは万病の元です。長期的に、食事の温度を適温に保つことは、健康な食生活の第一歩といえるでしょう!
【使い方】
食べ物にスマートスプーンSAJIKAGENを触れさせます。食べ物が冷たすぎるときは青いLEDランプとブザー音で、熱すぎるときは赤いLEDランプとブザー音で警告してくれます。
スプーンで計測された温度データはデータベースに蓄積され、Androidアプリから月・日・時間ごとの、適温から外れた回数を記録し、グラフで確認することができます。また、アプリ右上部に表示されるキャラクター「スプーンくん」が食事温度の診断をしてくれるので、直感的に食事温度習慣を把握できます。
【構成】
・スプーン
ESP-WROOM-32 など
・データの蓄積
ニフティクラウド IoTデバイスハブ, RDB など
・赤ちゃんや高齢者に食事介助をする人
・長期的に食事温度の習慣を記録したい人
・食生活を管理したい人、病院施設など
・熱すぎる、冷たすぎる食事を食べる前に警告
・長期的に食事温度習慣を記録
・食生活の見直す機会
インターンで出会ったかなり家の遠い学生二人です。
猫舌なのでこんなものがあったらいいなぁと思って作りました。IoTでQOLが向上するようなものが作りたいです。
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