Hapbeatは音の振動を体に直接伝えることで、普段聞く音楽をライブ会場やクラブハウスで感じるような迫力と臨場感を体感できるネックレス型ウェアラブルデバイスです。そのコンパクトな見た目からは想像できないほどパワフルかつ繊細な音の振動を表現することができます。その振動はスマホやゲームコントローラーのような「おまけ」とは比べ物になりません。
バスドラムの迫力のあるビートやベースギターの耳の奥に伝わる低音の響き、時には耳ではあまり聞こえない極低音の旋律が忠実に振動に変換され、あなたの体に伝わります。その体験はどんな高級ヘッドホンを使っても再現できない、聴覚+触覚で感じる新次元の音楽鑑賞です。
映画やゲームなどの効果音との相性もバツグンです。特に迫力のある爆発シーンや兵器の発砲シーンでは、その空気の震えを体で感じることができ、まるでその場にいるかのような没入感を感じることができます。
この体験はどんなに言葉や映像にしてもほとんど伝わりません。百「見聞」は一「体験」に如かず。是非会場で、Hapbeatでしか味わえない新しい感覚を体験してください!
詳しくはこちら:http://hapbeat.com/
新しい振動生成機構(特許取得済み)について
Hapbeatが従来のデバイスと一線を画すのは、独自開発の振動生成機構にあります。従来の振動デバイス(スマホやゲームコントローラーなど)はリニアバイブレータという、中の重りが直線的に装置内を動くことで振動を生成していました。これはスピーカーと同じような機構で、小さい装置では弱い振動しか出せず、ウェアラブルデバイスには不向きです。
一方Hapbeatはモータとワイヤーを組み合わせて振動を生成しています。ワイヤーがモータのプーリ(リール)に固定されており、音信号によるモータが回転することでワイヤーが音に合わせて動きます。これが振動となり、ワイヤーと体との接触面に伝わります。これにより、小型かつ高出力という、従来の機構では両立できなかった相反する性能を実現することができました。
私たちはHapbeatの開発を通して力触覚を鑑賞する文化を普及させることで、”誰でも”簡単にコンテンツを力触覚で楽しめ、かつ力触覚コンテンツを作曲や動画製作のように”誰でも”創り出すことができる未来を目指します。
・ライブやクラブなどで、音楽を全身で感じるのが好きな,より豊かな音楽を求めるユーザ
・映画やゲームなどの視聴体験でより豊かな没入感を必要とするゲームユーザ
・とにかく新しい体験が大好きな人
音楽を全身でを感じたくてもライブに行けなかったり家で大きな音が出せず、悶々としている人に、通勤通学中、作業中、家でゆっくりするときなど、一人ひとりに合わせた好きな時に首にかけるだけでヘッドホンでは体感できなかった迫力のある音楽体験を提供します。また、今まで耳ではあまり聞こえていなかった音を体で感じれることで、同じ音楽の印象がガラリと変わり、新しい音楽の楽しみ方を見出せます。
私たちHapbeat合同会社は、Hapbeatの開発・製造を通して力触覚コンテンツの普及を目指す、東工大発ベンチャーです。代表の山崎(東工大博士1年)が筐体設計やその他諸々、織田(同修士2年)がマーケティング、長谷川先生(同准教授)が回路設計を担当しています。また、首都大学東京の馬場先生や学生の塚本さんを中心に、主にデザインやイラストなどの外観の面で協力していただいています。
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