「影の濃淡と光で模様をアニメーションさせ、心地よい空間を演出する」をコンセプトとして、時計と間接照明が一体となったインテリアです。
誰しも子供の頃、影絵遊びで狐やウサギなどを作って遊んだことがあるのではないでしょうか。影絵と光にはどこか心を惹かれる魅力があります。その影絵を現代の生活空間の中でも実用的に取り込めたら面白いのではないかと考え、制作に取り組みました。
本機の側面から内側に向けて取り付けたLEDが、本機の中央に影を生み出し、時計の時針と分針を表示します。影を出すためのオブジェクトは、マグネットで取外しが可能なので、ユーザの好みに合わせて変更可能です。球体状の筐体は、設置角度を容易に変更できます。
時計モードのほかに、ビジュアライザーモードがあり、音楽に合わせて影の濃淡と光で模様を表示し、心地よくアニメーションします。
コンセプトを表現するにあたり、以下の点に重点をおきました。
・ 日常的に使えるもの
・ リビング、飲食店などの生活空間の中にアクセントを与える
時計はどんな部屋にも必ずと言っていいほど置いてあり、ユーザの生活や行動に変化や学習コストを求めるものではありません。間接照明は、棚やテーブルに置いてもらうことで、部屋を立体的に見せ、リラックスさせる効果をもたらします。
そこで、本機は時計と間接照明が一体化したインテリアを開発することにしました。
部屋にアクセントを加えたい人
音楽を聴いたり、読書をする際に没入できる空間
リラックスできる空間
生活に憩いの時間を加える
Akari.incの社内開発チーム
クライアントワークでは実現できないものづくりをしていきます。
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