最低限のジェスチャであらゆるものを操作する実用的指輪型インタフェース
O-Thumbは,親指の微細な変化を検知して,十字キー入力を可能にします.
親指の最小限のジェスチャにより,あるシーンでは疲労を軽減させ,またあるシーンでは秘匿性の高い情報入力を可能にします.
例えば,未来感を漂わせるジェスチャ入力は動作が大きくなり,疲れるという問題があります.O-Thumbは,ジェスチャが小さいため,疲労を軽減しつつ,より迅速な入力を可能にします.
また,公共の場でのパスワード入力は他者に読み取られるリスクがあります.O-Thumbを使えば,ポケットの中に手を隠しながら入力が可能になり,そのようなリスクを回避できます .
さらに,慣れ親しんだ十字キー入力の入力様式を踏襲しているため,操作方法の学習もほとんど必要ありません.
他にもスマートフォンやスマートウォッチ,家電などへの対応を検討中です.
また,現在はコンセプト検証モデルのため巨大ですが, 部品点数や必要な処理能力,消費電力の観点から小型化は現実的な範囲であると考えています.
ジェスチャ入力に疲れたしまった人
疲れないジェスチャ入力と秘匿性の高い入力
筑波大学の学生からなる有志の団体です。
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