昨年に引き続き今回我々が製作したのはヒューマノイド、いわゆる人型ロボットのYamaXです。
昨年と比べてIntel Edisonをさらに活用し、認識した発話に対する返答などもできるようになり、一層ヒューマノイドとしてのクオリティが高まりました。
さらに歩行が安定し、従来よりも様々な動作をする事が可能になりました。
・プロセッサ
Intel Edison with Atom? processor at 500 MHz
1 GB DDR3 RAM, 4 GB eMMC flash
・サーボモーター
MG996r 12コ
MG90 6コ
SG90 1コ
ヒューマノイドが最近よく注目を集めています。しかし一方でその存在意義を考えると、「一体なんの役に立つんだ?」という疑問が生まれるのです。私達はヒューマノイドロボットを数年間作り続け、その間ずっとその存在意義について考えてきました。
人の仕事を置き換えやすい?仕事が機械に合わせればいい。親近感が湧く?どんなロボットでも綺麗に飾れば親近感ぐらい湧いてくる。
しかしそんな中でも揺らがないものがあったのです。「楽しさ」でした。自作のヒューマノイドが初めて歩いた時の感動は計り知れません。
しかしヒューマノイドロボットを作るには、沢山の知識と経験が必要です。私達Y-modifyははじめ、この壁を超えるのに大変な苦労をしました。
そこで私達Y-modifyが簡単なヒューマノイド製作の基盤を構築します。
そう、私達の最終目標は「誰でも簡単に作れるヒューマノイドキットの製作」です。ここで大事なのは「二足歩行ロボット」ではなく「ヒューマノイド」であるという点です。あくまで関節を一つ一つ動かすのです。それでこそ意味があるものだと思っています。そしてヒューマノイドロボットを作る際のポイントが詳しく学べ、また、Intel Edisonを積んでいるので作ってからも拡張して開発ができます。
ミニ四駆を作るように、ヒューマノイドを作る楽しさを誰にでも感じられるように。
自分のロボットが歩くことに誰もが感動できる時代に。
“ A Humanoid for Hobby” 新しいヒューマノイド、はじまります。
・すべての、ロボットに夢見る人たち
・ヒューマノイドロボットを作りたいけれどどうしたらいいかわからない人たち
・ロボット作りなんて自分には無理、と思っている人たち
自分の手でヒューマノイドを作り、動かす楽しさ
Y-modifyは、中学生だけで構成された、中学生ならではの視点でモノを作っているチームです。
ハードウェア寄りな人と、 逆にソフトウェア寄りな人とが集まって、 より「面白い」ものを作るべく日々議論を重ねています。
ホームページ: http://www.y-modify.org/
ブログ: http://blog.y-modify.org/
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