【開発の背景】
クルマに足跡、花壇や野菜に糞害、といった被害がたまにあっても、普段、猫はあまり見かけない住宅地です。ところがトレイルカメラをしかけたところ、見たことない猫どもがうじゃうじゃ、センサーチャイムをしかけたら、深夜にピンポン、行けばクルマの上に猫のシルエット、くつろぎの場にされていました。そこでさまざまな対策をしたわけですが、トゲトゲマット、有刺鉄線、忌避剤、ライト、釣り糸、障害物、撮影して確認するとほとんど気にしていない、個体によってはまったく効果なし。さらに巡回だけの飼い猫や、飼い犬や野鳥もいるとわかって、狩猟用の罠や毒エサは過激すぎる。穏便にお引取り願うにはどうすればいいか?ヤツラは学習する、こけおどしは効かない、ならばこれしかない、ということで本装置を開発しました。
【装置について】
動画を参照してください。3分弱です。うち2分は猫のドッキリ動画みたいですが、設計思想や撮影機材についてもご説明しております。
【ビジネスのご提案】
本装置の基幹部分を、センサとサーボを組み合わせた電子工作入門キットとしてはいかがでしょうか。
本装置自体については、実際に鳥獣被害に困っている人が、こういう解決方法もあるという情報にたどりついて、基幹キットを購入していただき、環境条件にあった筐体に入れて、自己責任で運用していただくのが望ましいと考えます。
【国際的な展開について】
人件費の安い国で大量生産、ホームセンタで格安で購入でき、どこの家にも二つや三つはしかけてある定番グッズにするともなると、乳幼児で事故がおきたり、動物愛護団体なども騒ぎそうで、大量生産、大量販売には不向きかと考えます。潜在需要はあるはずなのですが、カメラをしかけないと実態が把握できませんし、害獣駆除も一般的ですので、普通は必要とされないでしょう。ただ、設計情報を公開すれば、世界中のノリの良い人たちが Arduino や PIC プラットホームなどにも移植、こんな動物がギックリしている爆笑動画が撮れたぞ、みたいなジョークグッズやパーティグッズ的な方面から拡散していく可能性があるかも知れません。
猫のイタズラに困ってなんとかしたいが、駆除はできない、という人々
確実に猫を撃退します
元エンジニア。現在は介護をしながらさまざまな問題と向き合い、解決方法を模索しております。
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