2021 審査員コメント

鎌田富久(かまだ とみひさ)TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者

東京大学大学院理学系研究科情報科学博士課程修了。理学博士。在学中にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を設立。世界初の携帯電話向けウェブブラウザを開発するなどモバイルインターネットの技術革新を牽引。2001年に東証マザーズに上場し(現在、東証一部)、グローバルに事業を展開。2012年にTomyKを設立し、ロボット、AI、人間拡張、宇宙、ゲノム、医療などのテクノロジー・スタートアップを多数支援。現在、医療AIのLPIXEL代表取締役も務める。

未来を自ら創るという「未来創造マインド」が、現在の社会の大きな転換期に望まれている。社会課題を解決して、世界を前に進めよう。ポストコロナに向けて、テクノロジーでワクワクするような未来を想像させてくれる作品を期待しています。

藤岡淳一(ふじおか じゅんいち)JNSホールディングス株式会社 代表取締役副社長
JENESIS株式会社 代表取締役社長CEO
創世訊聯科技(深圳)有限公司 董事總經理

千代田工科芸術専門学校音響芸術科卒業。2011年中国深圳でJENESISを創業、翌年に日本法人(現:JENESIS㈱)を創業。現在は同深圳工場にてIoT機器の開発製造受託を主に手掛ける。2020年にグループの持株会社体制移行によりJNSホールディングス㈱ 代表取締役副社長に就任し、DX事業を管掌。ピーバンドットコム戦略顧問、ソースネクスト技術顧問、ugo製造戦略アドバイザーを兼任。WIRED audi INNOVAITON AWARD2019受賞。著書に「ハードウェアのシリコンバレー深圳に学ぶ」など。

リモートワークやオンライン教育がコロナの有無に関わらず定着していく中で、生活や仕事の環境を変える為のDXやコネクテッドの需要が急増しており、一方スタートアップを取り巻く環境は、オープンソースやアジャイルに開発が主流になりつつあり、個人が生み出すイノベーションの力が社会を変える大きな力となります。そのようなゼロからイチにするアイデアにGUGENを通じて出会えることを楽しみにしています。

山﨑晴太郎(やまざき せいたろう)株式会社セイタロウデザイン代表、アートディレクター、デザイナー
株式会社JMC取締役兼CDO
株式会社プラゴ CDO

立教大学卒。京都芸術大学芸術修士。企業・サービスのブランディングを中心に、グラフィック、WEB、空間、プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインワークを手がける。アジアデザイン賞、IFデザイン賞、グッドデザイン賞金賞など国内外の受賞多数。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。FMヨコハマ「文化百貨店(毎週日曜2430-2500)」メインパーソナリティー。東京2020組織委員会スポーツプレゼンテーション・クリエイティブアドバイザー。

日常からの気づき。伸び伸びとしたアイデア。それを実現する創意工夫。人々の日常にたたずむためのインターフェイス。新しいアイデアを社会実装していくためには、これらの重層的な要素を自由な想像力で埋めていくことが必要です。未来への視座を持つ、可能性に溢れたプロトタイプに今年も出会えるのを楽しみにしています。