現在、VRやAR等を利用した機器など様々なものが実用化され、販売されています。また、3Dのテレビや映画など、今まで2次元でしか楽しめなかったものが、立体感をもって感じられるようになってきました。しかしながら、それらの多くは眼鏡をかける必要があり、「誰でも」、「いつでも」楽しめるものとは言えないと考えています。また、3Dテレビのようなディスプレイで立体感を出すものは、正面からしか立体に感じることができないという問題もあります。そこで、スマートフォンに画像を表示させ、それを回転させることで立体の表示を行うデバイスを作成しました。360°回転することで、前からも後ろからも立体的に物体をとらえることができます。透明なアクリル素材を用いているため、真後ろからでも見ることができます。また材料費も12000円程度と安価に作成することができます。
本デバイスは、エンジニアが3Dモデルを確認したいときの外部ディスプレイとしての利用や、会社の受付などでの利用を想定しています。AndroidやiPhoneアプリケーションと同時にリリースすることで、より身近に「現実」を感じられるようになると思います。
・3Dモデルを扱うエンジニア
・生活にちょっとした変化がほしい人
自分が持っているスマートフォンを使って、手軽に「立体」というものを体感することができるようになる。また、より身近に立体表示を感じることができる。
機械工学を専攻している大学院生。空いた時間に様々なデバイスを作成しています。
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