いつでも使える 雨水貯留タンク

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いつでも使える 雨水貯留タンク

by 株式会社 竹村製作所
環境・エコ

作品概要

「もっと雨水を利用しやすく」
今回提案する作品は、「いつでも使える雨水貯留タンク」です。
近年の地球規模での気候変動により、集中豪雨の多発化や、少雨化の傾向が見られ、世界中でさまざまな気候変動対策の取り組みが行われています。そこで治水対策として、現在、住宅からの雨水流出を抑制し都市型水害の解消を図るため、雨水貯留タンクが利用されていますが、今以上の普及が望まれています。
そんな雨水貯留タンクの利用方法としては、タンク下部に取り付けられた蛇口を開け、貯めた雨水を庭木への水やりが一般的です。しかし、ホースを使用して庭木に水を撒くには水圧が低く使えず、貯めた雨水がなくなると利用できなくなります。
このままでは、雨水貯留タンクは不便となり、初めから屋外水栓にホースを接続して水道水を散水するほうが良いとなってしまいます。
そこで雨水貯留タンクをより便利に使ってもらえ、雨水利用を考える機会として「いつでも使える雨水貯留タンク」を製作しました。
【機能】
今回の作品は、雨水タンクの蛇口を開けると同時にポンプが自動で作動します。さらにタンク内の雨水が不足すれば、水道水を自動で補給し、いつでも利用することができます。
市販の自動散水装置との併用が可能で、貯めた雨水を任意の時間で庭木に散水することができます。この作品は水の流れを検知してポンプが作動するため、自動散水装置と連動させるための配線工事を必要としません。雨水が不足したとしても自動で水道水を補給するため、残量を確認することなく、いつでも利用できます。
また、感雨センサーも有しているため、雨が降っているときは散水時間になってもポンプが稼働しない設定にすることができます。

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ターゲットユーザー

雨水を利用し、水道水を節約したいユーザー
災害対策、SDGsに興味のあるユーザー

ターゲットユーザーに与える価値

雨水タンクがより普及すれば台風、短時間豪雨による浸水被害などの水災害軽減につながります。
散水に使用していた水道水が減り、水道料金の削減ができます。
災害など断水時に生活用水として利用できます。

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作品投稿者について

株式会社 竹村製作所

竹村製作所は水の総合メーカーとして水と人々の暮らしを見守ってきました。創業以来、「使う身になって考え、作って、販売、そして使っていただく」という企業理念のもと、地域に根ざし、お客さまの声に即座に対応する柔軟さと技術力で、製品の開発と製造、販売を行ってまいりました。今回の作品は現在販売している雨水貯留タンクを「使う人の身になって、今よりも使いやすく」を目標に製作しました。

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