過去の自分が体験した感覚、情景を再現することで、もっと高い解像度で今を捉えられるのではないか？という問いからこの作品が生まれました。
今の感情や世界の捉え方、感じ方、解像度は今しかないものゆえに、今の連続だと過去と今を接続できずに、その間の感覚や情景が消えていってしまいモヤモヤしてしまいます。
この作品は水鏡を模した「mirror of time」で自分を移しとり、自分から発せられるもので生成された音と（聴覚）、人肌に頭部を包み込まれる感触（触覚）、包まれた時に感じる暖かさ（温度）などを表現しています。
自分を見つめ直せるような時間から切り離されて浮かぶ意識を体験できる「時間の魔法の鏡」です。
今の自分に自信の無い、自己肯定感の低い大学生。毎日の生活の中で不安を抱えている社会人。
自分を見つめ直せる生まれる前の母親の子宮にいるような、時間から切り離されて浮かぶ意識を体験できる
男女２名によるアートユニット。
木本さき：1999年千葉出身、システムエンジニア。
大学時代は、DTMやProcessingでの制作、3DCGアニメーションを制作しながら、機械と自然の心地いいバランスを探ってきた。
今は自己の内面にあるものや感覚と向き合い、未来の日常を生きやすくするための方法を模索している。
タジマタクミ
福井県出身、デザインエンジニア
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